Category施設入所の費用

特別養護老人ホームの相部屋代徴収へ。

特別養護老人ホームが値上げした?

特別養護老人ホームに入居している利用者を持つご家族の方の中で、
8月からの請求書を見て驚かれた方も多いのではないでしょうか?

「料金が高くなっている!」

今回、介護保険の改正で、多床室と呼ばれる相部屋についても室料の負担が発生するようになりました。

特養相部屋代徴収へ

これまで、個室に入居している利用者は部屋代を介護保険外の料金として支払っていたのですが、
相部屋の場合はその負担はありませんでした。
今回、室料として、相部屋を利用している方もその負担を支払うことになりました。
これは、光熱費相当の金額を支払わずに介護保険のサービス利用料だけを支払うことで施設利用をしている方と、
光熱費を支払いながら在宅で生活している方々の不公平感の大きさを埋めるという意味での法改正となります。
4月に介護報酬改定で安くなったと思ったら、8月から高くなった、と思われている方も多いかもしれません。


有料老人ホームは今が入りどき?増税分適用の分岐点

有料老人ホームの買い時はいつ?

さて、介護関連の費用の中で、消費税増税の影響を一番大きく受けるサービスとして考えられるのが、
有料老人ホームではないかと思っています。
高額な月額費用や入居一時金が必要な場合もあり、
そうなると、増税分で利用者側が負担する金額も大きくなります。

今回の増税で、5%から8%に上がりました。
この5%の税率が適応されるのは、
入居が平成25年9月30日までに締結した契約によるものが対象になります。
つまり、増税前にあわてて契約や入居をしたからといっても、
5%のときの税率での負担にはならないということを覚えておきましょう。

ということで、有料老人ホームを選ぶときはできるだけ慎重に考えましょう。


有料老人ホームの価格について

yomiuri onlineで有料老人ホームの価格についての記事が掲載されていたので紹介します。

[介護の値段]有料老人ホーム(下)価格抑えて 利用容易に

■入居金ゼロで負担軽減 ■必要なサービスを選択
 富裕層向けというイメージが強い民間の有料老人ホームだが、最近は価格を抑えた物件も急増している。元気なうちに移り住むことを想定したホームもある。実例とともに費用を調べた。

◆選べる料金契約
 業界大手「ベネッセスタイルケア」は、「利用しやすい価格設定」と銘打った「ここちシリーズ」を神奈川、千葉、埼玉県と大阪府で開設している。
今年4月に開設した「イリーゼ野田」。「長谷川介護サービス」では、住宅型有料老人ホームに力を入れる
 契約や支払い方法を選べるのが特徴だ。一つは、5年分の家賃相当額の一部を入居金として支払い、毎月の利用料を抑える「入居金型契約」。もう一つは入居金がなく、家賃相当額のすべてを毎月支払っていく「月額支払型契約」だ。
 入居金は、5年以上住んでも追加の支払いはない。また、毎月の利用料は5年経過後も変わらないので、5年以上住むなら入居金を支払った方が安くなる。入居金は5年未満で退去する場合、一部が返還される。
 6月にオープン予定の介護付き有料老人ホーム「ここち稲毛」(千葉市稲毛区)では、入居金なしの「月額支払型契約」の場合、毎月の利用料が20万7300円。この中に毎月の家賃相当額が全額含まれる。これに加え、介護保険の自己負担分が要介護度により月約1万8500~2万7500円必要で、24時間体制の介護が受けられる。

◆「住宅型」も
 「長谷川介護サービス」は、手頃な料金で入居できる住宅型ホームに力を入れている。
 住宅型は、入居者が必要に応じて、外部の事業者から介護を受けるタイプのホーム。介護を受けていない時間帯でも、ホーム内に24時間常駐している生活支援スタッフが対応してくれる。
東館(12階建て)と西館(8階建て)を持つ「ライフ&シニアハウス所沢」。1階には診療所やヘルパーステーションなどもテナントで入っている
 「イリーゼ野田」(千葉県野田市)は、入居金なしで、毎月の利用料が17万9000円。このほか、外部の事業者から介護を受ける際、介護保険の自己負担分が必要となる。要介護度により月に最高5000~3万6000円程度だ。
 同社のホームは、「入居者がサービスを選択できるオーダーメードケアが特徴」(魚住高志常務)という。共通のサービスを最小限に絞って費用を抑える分、外出の付き添いなど有料サービスを多数用意している。

◆早めの住み替え
 介護が必要になる前に、自宅を売るなどして有料老人ホームへ住み替える人もいる。
 「生活科学運営」の介護付き有料老人ホーム「ライフ&シニアハウス所沢」(埼玉県所沢市)は、住宅型が併設されたタイプで、元気な人向けの一般居室と、24時間の介護が必要な人向けの介護居室が完備されている。一般居室へ入居後、介護居室へ追加費用なしで転居できる。広めの居室、駅から徒歩10分という立地も特徴だ。
 入居金は、一般居室で10年分、介護居室で5年分の家賃前払いで、それ以上住んでも追加費用はない。10年、5年未満で退去する場合には、入居中の家賃分を差し引いて返還される。
 このほか、介護保険の自己負担分(要介護度により月約6300円~2万6700円)がかかる。介護居室で「要介護1」以上の人は、さらに毎月、上乗せ介護金(1人一律4万2000円)が必要だが、その分、手厚い介護も受けられる。

紹介会社使って検討…1か月分の費用比較
 有料老人ホームを探す際、紹介事業者の助けを借りる手もある。東京、大阪を中心に約80社あり、入居希望者の相談に乗って物件を探してくれる。
 紹介事業者の多くは、有料ホームと提携し、入居契約が成立した場合にホームから手数料をもらう。このため相談は無料だが、提携先を優先的に紹介するケースもある。遠慮せず、提携先以外も幅広く情報提供してくれるよう頼むと良い。
 一方、有料ホームと提携していないのは、「タムラプランニング&オペレーティング」(東京都千代田区)と、NPO「シニアライフ情報センター」(東京都渋谷区)。ホーム側から手数料を取らないので、有料になるが、公平な目で物件を探してくれる。
 タムラプランニングの田村明孝代表は、「複数の物件を検討する場合、入居金と毎月の利用料の5~10年分を合計し、1か月あたりの費用を算出すると比較しやすい」とアドバイスする。(安田武晴)

この記事ではベネッセスタイルケア、木下の介護、生活科学運営の有料老人ホームについて掲載されています。
価格を抑えた物件として紹介されていますが、
やはり介護サービスや諸経費を含めれば20万円を超えるランニングコストになります。
高い買い物ですので、即決せず、いくつかの施設を比較しながら検討することが大切ですし、
いろんな人の意見を聞き、相談することも忘れずに。


【施設入所の費用】目次

施設の入所するのに必要な費用などについて紹介します。
施設の種別ごとに、必要な費用なども異なります。
有料老人ホームなどでは、入居金の返還や説明などを巡ってトラブルも多く発生しています。
施設を利用する際に、どのような費用がどのくらいかかるのか、
下記のページなどから確認しておくことをお勧めします。