yomiuri onlineで有料老人ホームの価格についての記事が掲載されていたので紹介します。

[介護の値段]有料老人ホーム(下)価格抑えて 利用容易に

■入居金ゼロで負担軽減 ■必要なサービスを選択
 富裕層向けというイメージが強い民間の有料老人ホームだが、最近は価格を抑えた物件も急増している。元気なうちに移り住むことを想定したホームもある。実例とともに費用を調べた。

◆選べる料金契約
 業界大手「ベネッセスタイルケア」は、「利用しやすい価格設定」と銘打った「ここちシリーズ」を神奈川、千葉、埼玉県と大阪府で開設している。
今年4月に開設した「イリーゼ野田」。「長谷川介護サービス」では、住宅型有料老人ホームに力を入れる
 契約や支払い方法を選べるのが特徴だ。一つは、5年分の家賃相当額の一部を入居金として支払い、毎月の利用料を抑える「入居金型契約」。もう一つは入居金がなく、家賃相当額のすべてを毎月支払っていく「月額支払型契約」だ。
 入居金は、5年以上住んでも追加の支払いはない。また、毎月の利用料は5年経過後も変わらないので、5年以上住むなら入居金を支払った方が安くなる。入居金は5年未満で退去する場合、一部が返還される。
 6月にオープン予定の介護付き有料老人ホーム「ここち稲毛」(千葉市稲毛区)では、入居金なしの「月額支払型契約」の場合、毎月の利用料が20万7300円。この中に毎月の家賃相当額が全額含まれる。これに加え、介護保険の自己負担分が要介護度により月約1万8500~2万7500円必要で、24時間体制の介護が受けられる。

◆「住宅型」も
 「長谷川介護サービス」は、手頃な料金で入居できる住宅型ホームに力を入れている。
 住宅型は、入居者が必要に応じて、外部の事業者から介護を受けるタイプのホーム。介護を受けていない時間帯でも、ホーム内に24時間常駐している生活支援スタッフが対応してくれる。
東館(12階建て)と西館(8階建て)を持つ「ライフ&シニアハウス所沢」。1階には診療所やヘルパーステーションなどもテナントで入っている
 「イリーゼ野田」(千葉県野田市)は、入居金なしで、毎月の利用料が17万9000円。このほか、外部の事業者から介護を受ける際、介護保険の自己負担分が必要となる。要介護度により月に最高5000~3万6000円程度だ。
 同社のホームは、「入居者がサービスを選択できるオーダーメードケアが特徴」(魚住高志常務)という。共通のサービスを最小限に絞って費用を抑える分、外出の付き添いなど有料サービスを多数用意している。

◆早めの住み替え
 介護が必要になる前に、自宅を売るなどして有料老人ホームへ住み替える人もいる。
 「生活科学運営」の介護付き有料老人ホーム「ライフ&シニアハウス所沢」(埼玉県所沢市)は、住宅型が併設されたタイプで、元気な人向けの一般居室と、24時間の介護が必要な人向けの介護居室が完備されている。一般居室へ入居後、介護居室へ追加費用なしで転居できる。広めの居室、駅から徒歩10分という立地も特徴だ。
 入居金は、一般居室で10年分、介護居室で5年分の家賃前払いで、それ以上住んでも追加費用はない。10年、5年未満で退去する場合には、入居中の家賃分を差し引いて返還される。
 このほか、介護保険の自己負担分(要介護度により月約6300円~2万6700円)がかかる。介護居室で「要介護1」以上の人は、さらに毎月、上乗せ介護金(1人一律4万2000円)が必要だが、その分、手厚い介護も受けられる。

紹介会社使って検討…1か月分の費用比較
 有料老人ホームを探す際、紹介事業者の助けを借りる手もある。東京、大阪を中心に約80社あり、入居希望者の相談に乗って物件を探してくれる。
 紹介事業者の多くは、有料ホームと提携し、入居契約が成立した場合にホームから手数料をもらう。このため相談は無料だが、提携先を優先的に紹介するケースもある。遠慮せず、提携先以外も幅広く情報提供してくれるよう頼むと良い。
 一方、有料ホームと提携していないのは、「タムラプランニング&オペレーティング」(東京都千代田区)と、NPO「シニアライフ情報センター」(東京都渋谷区)。ホーム側から手数料を取らないので、有料になるが、公平な目で物件を探してくれる。
 タムラプランニングの田村明孝代表は、「複数の物件を検討する場合、入居金と毎月の利用料の5~10年分を合計し、1か月あたりの費用を算出すると比較しやすい」とアドバイスする。(安田武晴)

この記事ではベネッセスタイルケア、木下の介護、生活科学運営の有料老人ホームについて掲載されています。
価格を抑えた物件として紹介されていますが、
やはり介護サービスや諸経費を含めれば20万円を超えるランニングコストになります。
高い買い物ですので、即決せず、いくつかの施設を比較しながら検討することが大切ですし、
いろんな人の意見を聞き、相談することも忘れずに。