続いて紹介する福祉用具はシャワーチェアです。
シャワー椅子や入浴用いすといった名称で呼ばれることもあります。

お風呂は最も転倒事故の起こる可能性の高い場所です。
滑りやすい床面や、大きな段差、さらに急激な温度の変化と、
転倒につながる様々な危険が潜んでいます。

そんな浴室の福祉用具として最も活用されているのがこのシャワーチェアです。
高さがあるため、立ち座りの動作が楽になります。
肘掛けがあるものは手すり代わりにもなります。

安いものであれば、1万円台で購入できる商品ですが、
折り畳みができるものであったり、座面が回転するものなど、
機能によっては費用も高くなります。

浴室のスペースや肘掛け・背もたれの有無、色や形状だけでなく、
その価格にも注目して必要なものを選ぶようにしましょう。