ショートステイの費用はどのくらい在宅で生活をしながら、一定期間特別養護老人ホームなどの施設に利用者を預かってもらうというのが短期入所介護、
一般的に言われるところの「ショートステイ」というものになります。
同居家族の介護疲れの軽減を目的としたり、冠婚葬祭や旅行などの際に利用することが多くなります。
それ以外にも、自宅のリフォームや工事をするのでその間の生活の場の確保や、
家族が怪我や病気により介護ができない間の対応など、様々な場面で利用されます。

利用料金についてですが、まずは介護保険上の料金から説明します。
介護保険での料金はまずデイサービスなどと同じように要介護度によって分類されます。
基本料金でいえば、要支援1であれば、最低でも一日485単位。要介護5であれば959単位です。
さらに、利用する部屋の種類が、個室か多床室(大部屋)かによって料金が異なります。
機能訓練や看護体制などによっても加算が違います。

ショートステイに関しては、介護保険の料金以上に、介護保険対象外の自己負担の金額がかなり大きくなります。
個室になれば居住費(部屋代)が2000円近くかかったりします。
それに加えて、食費、日常生活費などがかかります。
そうなると、なかなか気軽にはサービスを使えないなぁ、と思う方も多いかと思いますが、
市民税が非課税な方や、前年の所得が少ない場合は、
負担限度額認定証の申請をすることで、居住費や食費の軽減が得られます。
1段階から4段階までに料金が分類され、
場合によっては介護保険の金額などを含めてもトータルで半額近くに自己負担を軽減することができます。
適用されるかどうかの条件については、市町村の介護保険担当窓口やケアマネジャーさんにご相談ください。