訪問看護サービスは自宅を看護師(もしくは理学療法士・作業療法士などのリハビリ専門職)訪問し、
必要な健康管理や機能訓練を行うというものです。
上手に使うことで健康管理だけでなく、不安の解消などにも非常に役立つサービスですが、
料金はかなりかかります。
たとえば、30分程度の訪問の場合、最低でも472円の料金がかかります。
都市部では一回当たりで500円を超えてしまう計算になります。
訪問介護でホームヘルパーが30分程度の身体介護を行ったとしたら260円、
家事の仕事をする生活援助だったら45分でも190円程度にしかならないので、
いかに訪問看護というサービスの費用負担が大きいかがわかります。
それだけ看護師という職種が人手不足なのはわかりますが、
費用負担のことを考えると、どちらかというとあまり気軽に利用できるサービスとは言えないですね。
なので、たとえば入浴の手伝いをしてほしい、という場合に、
もし入浴中の発作の心配だとか、血圧の変動による意識消失などの心配など、持病による入浴での危険度が少なければ
看護師ではなく、訪問介護のヘルパーさんに頼むというのもひとつの方法です。
また、訪問看護の事業所では、24時間体制の加算を算定している事業所も多く、
事業所にこの緊急対応の体制があるというだけで最低でも540円の追加料金が発生します。
緊急対応をしたしないに関わらず、です。
もちろん、緊急対応を行うことがあればそれに応じて訪問看護のサービスとしての追加料金が発生します。
それ以外にも加算が多く、
訪問看護を利用する場合は特に慎重に費用負担を検討することをお勧めします。
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