介護保険の自己負担引き上げ法案が衆院通過

 介護保険の自己負担の一部を引き上げる医療介護総合推進法案が15日の衆院本会議で、与党の賛成多数で可決、参院に送付された。所得が高い人の介護保険負担を2015年8月に1割から2割にする。

介護保険サービス利用料自己負担は2割に

高所得者の介護保険サービス自己負担金額については、法案が可決され、いよいよ来年4月に実施される方針です。
同じサービスを利用していても自己負担が異なることになります。
いずれは全サービス利用者の自己負担を2割にすることや、
高所得者の自己負担を3割にする方向性になっていくのではないでしょうか。

そうなると、介護保険料の未納分がある人がサービスを利用する場合に自己負担が3割になるのですが、
その自己負担分と変わらなくなってしまいそうですので、
介護保険料を払うのは必要になってからでもいいや、と考える人も少なくないのではないでしょうか。

制度的な矛盾をしっかり解消していかなければいけないですね。