おくすり手帳、発行する?しない?

薬局で処方を受ける際、おくすり手帳を活用している方も多いかと思いますが、
おくすり手帳がこの4月の医療費の改定で変わりました。

調剤薬局の薬剤服用歴管理指導料という項目が変わったことにより、
おくすり手帳を発行しないでもこれまでは一律で薬剤服用歴管理指導料という料金が発生しており、
410円(3割負担であれば130円)を薬局に支払っていました。
ただ、あえて発行しない薬局などもあったようで、
そこで、おくすり手帳を発行しない場合は、340円に引き下げられることになりました。

つまり、おくすり手帳を不要とした場合は、安くなるということです。
3割負担としても、その差額は20円。
この20円も積もれば大きな金額になる、と考えておくすり手帳の管理をやめることもひとつの選択です。

ただ、複数の診療科や医療機関にかかることも多いこの時代、
やはりその履歴が可視化できるツールとしておくすり手帳はコストパフォーマンスの面からも優れていると考えられます。
当然ながら、おくすり手帳を活用していくことをお勧めします。

「お薬手帳」不要の際の差額は20円 – 知っていた人は12.8%