いよいよ今年の4月から、消費税が5%から8%へアップします。
介護保険のサービスに関しても、消費税増税に伴い、単位数が上乗せされます。
基本的に、介護保険サービスに関しては利用月のサービス利用料金に増税分の単位数が上乗せされますので、
4月以降のサービス利用は金額が高くなると覚えておいてください。

4月以降の消費を控えたいという思いも大きいと思いますが、
そうとなれば、3月のうちに利用しておいた方がいいサービス、というのも気になるところ。

一番最初に考えるべきなのは住宅改修です。
住宅改修は介護保険の認定を受けていれば20万円分の住宅改修を1割の自己負担で行うことが出来ます。
この住宅改修も当然材料費など、消費税による影響を受けますので、金額が上乗せされます。
3月31日着工分までは消費税5%で工事ができますが、
4月1日以降は消費税が8%で適用されますので、割高になります。
20万円と定められた介護保険の限度内で収まる工事であればともかく、
それをオーバーする工事となると、自己負担も大きく跳ね上がります。

ということで、まずはどうしようかと悩んでいた手すりの設置や段差の解消など、
金額な大きな部分であればなおさら、
増税前に住宅改修を行うことをお勧めします。

申請をしてからすぐに着工ができるわけではありませんので、
あまり時間の余裕はないと思ってください。
駆け込みで住宅改修を行うなら今、ですよ。