みなさんご存知の通り、
介護保険制度は40歳以上の被保険者による保険料と税金とから拠出された財源をもとに運用されています。
この保険料は介護保険の報酬改定に合わせて3年ごとの計画をもとに策定されています。
今回、保険料がいくらになるかと議論になっていますが、
介護保険サービスを利用する方が増え、給付費は膨らみ続けています。
当然、被保険者が負担する保険料も増えるので、間違いなく保険料もアップすることが見込まれています。

制度開始当初、保険料の全国平均は2,911円/月でした。
現在は保険料全国平均で4,972円となり、2,000円以上も上昇していることがわかります。
ちなみに、最高は新潟県関川村の6,680円で、最低は北海道の奥尻町と津別町、鹿児島県三島村の2,800円。
その格差は約2・4倍となっています。

この保険料ですが、これまで現役世代への負担が増えることへの反発から、
保険料の全国平均が5,000円のラインを下回るように設定されていましたが、
おそらく今回はこのラインをやすやすと突破することになるでしょう。