老後の生活費はいくらくらい必要と考える?

生命保険文化センターが行った意識調査によると、夫婦2人で老後生活を送る上で必要と考える最低日常生活費は平均22.3万円となっています。分布をみると「20~25万円未満」が、31.9%と最も多くなっています。

また、ゆとりある老後生活を送るための費用として、最低日常生活費以外に必要と考える金額は平均14.3万円となっています。その結果、「最低日常生活費」と「ゆとりのための上乗せ額」を合計した「ゆとりある老後生活費」は平均で36.6万円となります。 なお、ゆとりのための上乗せ額の使途は、「旅行やレジャー」がもっとも高く、以下「趣味や教養」「身内とのつきあい」と続いています。

最低日常生活費という言葉が出てきました。
夫婦二人で老後生活を送る上で必要と考える金額が平均22.3万円です。

ただ、分布をみると非常に面白いもので、
15万円未満で十分と考える人が5.4%もいれば、
40万円以上必要と考える人も2.2%いますので、
生活の質の差の大きさが、最低日常生活費の意識の違いにも表れているのではないでしょうか。

ただ、これに、介護という問題が重なった時に、
介護サービスを利用する費用なども考えていかなければいけません。

将来の生活設計を考えるベースとして、この最低日常生活費という金額を意識しておくことは大事ですね。