Category施設入所の費用

グループホーム入所にかかる費用

続いてはグループホームへの入所に関する費用についてです。

グループホームは、認知症になってもできるだけその人らしい生活を継続することを目的に、
少人数・家庭的な環境で、慣れ親しんだ人たちとともに暮らしていく共同生活の場です。
認知症ケアの切り札と言われ、大きな注目を集め、
現在は介護保険サービスの中における地域密着型サービスに位置付けられています。

料金は、地域にも差があったり、介護度によっても料金が異なりますが、
15万円~20万円くらいの間と考えていいのではないでしょうか。
ただ、この他に受診にかかる費用などがかかりますので、決して安いサービスではありません。

認知症を持っているということが入居の条件となります。
所得のそれほどない方が軽い気持ちで入所できるような料金設定ではありませんが、
生活保護の方用の枠などを持っているグループホームもあるようですので、相談してみましょう。

入居一時金が必要になる場合もありますので、料金の確認をしておきましょう。


ケアハウス入所にかかる費用

今回は、ケアハウスの入所にかかる費用について説明します。

最初に説明したいのは、このケアハウスという施設の分類が非常にややこしいということです。
ケアハウスというのは社会福祉法上、軽費老人ホームという施設の分類の中に位置付けられています。
軽費老人ホームには、A型、B型、ケアハウスがあります。
そのなかのケアハウスは、60歳以上で、自炊ができないくらいの状態の方で一人暮らしが困難な方を対象としています。
要介護度で単純に説明するのも難しい話ですが、要支援や要介護1・2程度の方が多いです。
特別養護老人ホームなどの施設に併設されることが多く、食事の提供を受けることもできます。
費用は入所希望者の経済状態により減免される場合もあり、およそ6万円から15万円くらいが一般的でしょうか。
入居一時金が必要になる場合もありますので、確認しておきましょう。

ただ、問題は介護が必要になった場合です。
あくまで、ケアハウスでは自立して生活ができる方を対象とした施設です。
介護保険サービスで訪問介護のヘルパーを利用したり、デイサービスを利用したりすることはできますが、
身の回りのことが自分でできなくなるほど介護が必要になった場合は、
施設から退去することになります。
退去者の多くは、併設している特別養護老人ホームなどへそのまま入居するという形になりますが、
特別養護老人ホームについては待機者も多く、それを期待してケアハウスに入居するのは難しいかもしれません。

ケアハウスには、この他にも介護型と呼ばれる施設も増えています。
それは、特定施設入居者生活介護の指定を受けている施設で、特定ケアハウスとも呼ばれます。
同じケアハウスですが、こちらの特定ケアハウスでは、介護職員による介護やレクリエーションといったサービスを受けることができます。
介護付有料老人ホームと同じ感覚でとらえていただくといいと思います。
その反面、一般のケアハウスと違い、外部の介護保険サービスを利用してデイサービスに出かけるなどの利用ができなくなります。

費用については、介護保険上の特定施設入居者生活介護のサービスを受けている形になりますので、
介護保険でのサービス利用に関する自己負担が発生しますので、要介護度によって利用料金は異なります。
また、所得に応じて減免がありますので、料金についても確認しておきましょう。

 


有料老人ホーム入所にかかる費用

有料老人ホーム入所に必要な費用今回は有料老人ホームへ入所する際に必要な費用や月々にかかる金額などについてです。

費用は大きく分けて2種類。
入居する際の入居一時金と、
月々かかる利用料とに分かれます。

入居一時金には、申込金や終身型であれば終身利用権、保証金などといった項目がかかります。
敷金が必要な場合もあります。
入居金の目安についてですが、これは施設によってバラバラです。
入居一時金が不要のプランを用意している有料老人ホームもありますが、
その分、月額の利用料が高くなる場合もありますので、
老後の生活資金の計画を立てて、どんなプランがいいのかを検討してみましょう。
入居一時金の一番高額なところとなると、
自分の知っている限りでは1億円を超える入居一時金が発生する有料老人ホームなどもありますので、
これはピンキリといったところでしょうか。

月額の利用料金については、
食費や光熱費、管理費や介護費用などが発生します。
それらを合計して、おおまかな目安として15万~30万円くらいと考えていいのではないでしょうか。
これはマンションや土地などと同じで、地域によっても金額に差が出やすいので
少し都会を離れた場所の方が費用を安く抑えることもできます。
先ほど説明したように、入居一時金が高額な分、月額利用料を安く抑えることができるプランなどもありますので、
年金が毎月どのくらい入ってくるのかを目安に施設選びをすることをお勧めします。

住宅型の有料老人ホームでは、自立型なので、介護についてはプランに含まれていません。
そのため、老人ホームの外からホームヘルパーを依頼して介護をお願いするということもできます。

人生最後の大きな買い物ともいわれる有料老人ホーム。
介護が必要になっても生活ができるのか、対処するときにどのくらいの金額が返還されるのか、
そういったことを確認したうえで、将来設計を行っていただくことをお勧めします。
見学や体験宿泊などを通して、公開しない有料老人ホーム選びができればと思います。

 


特別養護老人ホームへ入所するのに必要な費用

特別養護老人ホームでの生活費はどのくらい?在宅での生活を続けることが難しくなった場合、要介護の認定を受けていれば特別養護老人ホームでの生活を選択することができます。

特別養護老人ホームでの生活に必要な費用は、大きく分類すると、
賃料(部屋代)、食費、水道光熱費などを含めた雑費、介護保険の一割負担金額などに分かれます。

まず、賃料ですが、これは施設によって異なります。
部屋の種類は従来型多床室と呼ばれる4人部屋などの大部屋や、新型ユニット個室と呼ばれるトイレ付の個室などに分かれており、
当然のことながら、個室タイプの部屋の方が賃料が高くなります。
施設によっても金額は違いますが、個室の方が6~7倍金額がかかる場合もあります。
新設される特別養護老人ホームは原則個室で構成されていますので、
新しい特別養護老人ホームへの入所を検討の際には部屋代に特に注意することをお勧めします。

食費や水道光熱費などは施設側が設定する金額なので、
こちらもよく確認していただくことをお勧めします。
食費については1380円/日という設定にしているところが多いと思います。
それ以外にかかる金額では、日用生活品費などがあります。
合計するとざっと5万近くの金額になると考えていいでしょう。

最後に介護保険での自己負担金額ですが、
要介護1から要介護5で料金設定が異なります。
多床室と呼ばれる大部屋とユニット型個室などの違いによって、単価の設定も異なりますが、
それほど介護保険上の設定金額違いは大きく変わりません。
従来型多床室の場合、要介護1で18,900円/月、要介護5で27,210円です。
新型個室ユニットの場合、要介護1で19,770円/月、要介護5で28,230円です。
(※地域加算によってこの金額が増える場合があります)
要介護度によって、これだけの金額の差がありますので、
特別養護老人ホームとしてはできるだけ要介護度の重い人を優先して入所させたいところなのですが、
ただ、重篤な方ばかりになってもケアが行き届かなくなる恐れがあるので、バランスを取りながら入所の受け入れを行っているようです。

費用については大まかにこういった内容になります。
じゃあお金がない人は施設で介護を受けながら生活ができないんじゃない?という疑問を感じる方も多いと思います。
非課税世帯などの低所得者には、食費や居住費などの自己負担金額の軽減を申請することができます。
所得などに応じて、第一段階から第四段階まで分類され、その段階によって負担する金額が軽減されます。
この軽減制度についてはまた詳しくは別の機会にお伝えしたいと思います。

ということで、特別養護老人ホームで生活するには、
施設の種類などにもよりますが、一ヵ月7万円くらいは最低でも必要になると考えていただきたいと思います。
逆に、個室など施設の種類などによっては、一ヵ月13万円くらいになる場合もありますので、施設側の相談員から確認しておきましょう。